Xymonマネージャの監視項目

Xymonマネージャをインストールした際の初期(デフォルト)監視項目は以下の表のようになっています。(cpu・disk・inode・memory・msgs・ports・procs等のクライアントエージェントからのリソース情報は除外)

あまり利用(確認)する事は無いとは思いますが、各項目で表示できる内容を一度確認しておきましょう。

監視項目 監視内容
bbd Xymonネットワークデーモンの可用性
conn PINGテスト
http Xymonサーバが実行されているHTTPのステータス
info Xymonに登録されたホストの構成や、ホストで実行されているNWテスト情報
trends このホストで利用可能なさまざまなRRDグラフを表示
xymond Xymonデーモンのステータス、及び監視されている項目に関する統計情報
Xymongen xymongenツールのステータス、及びウェブページを更新
Xymonnet xymonnetネットワークテスターのステータス

Xymonnetの項目は時々確認しています!

よくよく考えてみると、Xymonマネージャの管理者であれば「xymonnet」の項目は時々使用するかと思われます。

この項目で監視ホスト数(Hosts total)や、全項目を監視するのにかかった時間(TIME TOTAL)を確認する事が可能となっています。

xymonnetの表示内容

当方が管理しているXymonマネージャでは、対象ホスト1000台程度を1分間隔で監視しています。

まだ1周監視するのに1分以下ですんでいますが、これ以上ホストが増えるとヤバいような…

おわりに(次回は)

これにて第一章は終了です。のはずだったのですが、ソースファイルからインストールし、コンパイル環境も整っている事から、ここでXymonのRPMパッケージを作成しておこうという事で、次回はRPMファイルの作成方法をご紹介したいと思います。

クライアントにエージェントを展開するのにソースから入れるのは面倒臭いので、さっとRPMファイルを作成しておきましょう。マネージャのRPMも同時に作成します。