初期設定&Xymonサービス起動 Xymonマネージャのインストールを終えて早速サービス起動といきたいところですが、その前にもうひと手間。4項目の設定を済ませておきましょう。

Xymonマネージャの設定ファイル(apache・自動起動・ログローテーション)は、インストールフォルダの中に準備されています。用意されたファイルをコピー&一部修正するだけで完了となります。

WEBサーバ(apache)コンフィグ設定

設定ファイルコピー

# cp /home/xymon/server/etc/xymon-apache.conf /etc/httpd/conf.d/

httpd(apache)自動起動設定

# systemctl enable httpd.service

httpd(apache)サービス起動 or 再起動

# systemctl start httpd.service
or
# systemctl restart httpd.service

Xymon起動ファイル設定

Xymon起動ファイルコピー

# cp /tmp/xymon-4.3.30/rpm/xymon-init.d /etc/init.d/xymon

設定ファイル修正

# vi /etc/init.d/xymon

DAEMON=/usr/lib/xymon/server/bin/xymon.sh
↓
DAEMON=/home/xymon/server/bin/xymon.sh

パーミッション設定

# chmod 744 /etc/init.d/xymon

ログローテーション設定

# cp /tmp/xymon-4.3.30/rpm/xymon.logrotate /etc/logrotate.d/xymon

Xymonサービスの起動

Xymonサービス起動

# service xymon start

Xymonサービス自動起動の設定

# chkconfig xymon on

Xymonサービス自動起動の確認

# chkconfig --list xymon
xymon 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off

Xymonトップページ表示確認

ご自身のWEBサーバの下記URLにアクセスしてください。

http://xxx.xxx.xxx.xxx/xymon/

もしも「Web サイトによってこのページの表示を拒否されました」が表示されましたら、Xymonインストールフォルダのパーミッション変更が必要となります。

■IEの場合
IEでの接続拒否

■chromeの場合
chromeの接続拒否

インストールフォルダパーミッション変更

# chmod 701 /home/xymon

起動が成功したらこのような画面が表示されます!

このような画面が表示されたらXymonサービス起動成功です。おめでとうございます。
Xymonマネージャ起動成功

おわりに(次回は)

Xymonマネージャのインストールは完了しました。

次回は、Xymonマネージャがデフォルトで監視している項目について説明致します。